集約畑跡地における土壌養分の実態解明と類型化(92)

課題名 集約畑跡地における土壌養分の実態解明と類型化(92)
課題番号 1994000103
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 土壌肥料・土壌診断研(診断班)
研究期間 継H03~H06
年度 1994
摘要 収穫跡地における硝酸態窒素の分布状態を解明し、跡地からの窒素の流出を抑制する管理技術確立の基礎資料とする。淡色黒ボク土圃場に無機肥料区、無機肥料・わら堆肥区、乾燥豚ふん少量区、乾燥豚ふん標準区を設置し、さらに、各区にマルチならびに無マルチ区を設けた。冬作・ソラマメ(基肥30kgN/ha)・マルチ区では、著しく少肥のため株際・表層における硝酸態窒素含量は0.4~1.0mgN/100g乾土と十分に低かった。一方、夏作・シロウリ(基肥64、追肥64kgN/ha)では、無マルチ区の下層(35~42cm)で1.5~3.0mgN/100g乾土とやや高かった。さらに、乾燥豚ふん少量区を除くマルチ区の株際・表層(~10cm)では4.5~7.5mgN/100g乾土と明らかに高かった。以上のように、跡地土壌における硝酸態窒素の含量は、投入窒素量、マルチ有無により異なり、土壌層位と株間・畝間よる差が大きかった。
カテゴリ 肥料 乾燥 管理技術 しろうり 診断技術 そらまめ 土壌環境

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