課題名 | 高水分小麦の一時貯留条件と品質特性の関連解明に基づく低温貯留技術の開発(201) |
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課題番号 | 1996003153 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
水田利用・機械化研小麦育種研 |
研究期間 | 完H06~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 温暖多雨の九州では小麦収穫時カントリエレベータ等の乾燥施設に、処理能力を越える高水分小麦が搬入される場合が多く、処理いかんによっては品質が著しく低下する。そこで、これを回避する高水分小麦の一時貯留技術を確立するため、小麦の水分条件と貯留温度・貯留期間が加工適性に及ぼす影響を検討した。小麦の含水率が35%前後の場合、通風条件であれば常温3日以内の貯留では品質低下がなく、無通風では貯留温度を15℃以下にすることにより品質低下が少ない。従って、小麦の含水率30%以下で貯留温度が15℃であれば2週間程度の貯留は問題ないと考えられた。 |
カテゴリ | 加工適性 乾燥 管理技術 機械化 小麦 低コスト |