課題名 | さとうきび良質安定多収機械化適応品種の育成(246) |
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課題番号 | 216 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・きび育種研 (鹿児島農試・徳之島) (沖縄農試・きび育研) |
研究期間 | 完42~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 平成12年度完了の課題であるが、結果を調査中であるため完了成績は平成13年度中に取り纏めて報告する。平成12年度は、高品質で耐風性の有望系統KY88T-520をさとうきび農林14号候補とした。KF94-88を沖縄県全域、KF73-174を鹿児島県熊毛地域、KTn94-71を沖縄県北部地域、KTn94-88を早期収穫用として鹿児島県熊毛地域及び沖縄県全域に、KTn94-174を鹿児島県大島地域、KTn94-181を鹿児島県熊毛地域、KY94-194を鹿児島県大島地域及び沖縄県全域を対象とした奨励品種決定調査に配布した。K96年シリーズ15系統を4地域における系統適応性検定試験、黒穂病及び葉焼病の特定検定試験に供試した。株出多収性の野生種交配F1系統が優れた根系を持つことを明らかにした。黒糖用品種育成の品質評価に有効な、石灰無添加による黒糖製造法を確立した。研究は順調に進んでいる。平成13年度は,KY88T-520をさとうきび農林14号として命名登録する。KF92-93,KY94-194などの奨励品種決定調査を実施するとともに,K95年シリ-ズの有望系統を奨励品種決定調査に配布するための資料を整備する。干ばつ・台風に適応性の高い系統を北大東島で選抜する。長期多回株出し多収性系統の選抜を進める。黒糖原料用品種育成に必要な品質評価法開発を進める。 |
カテゴリ | 加工 機械化 さとうきび 需要拡大 多収性 評価法 品種 |