課題名 | 穀物の低コスト・高品質収穫乾燥調製技術の開発 |
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課題番号 | 2001000287 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 作業技術研究部 施設利用研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | i)立毛中の水稲、小麦の穀粒水分は、単粒単位で見ると最初は高水分域にあるが、収穫期に入ると高水分域と低水分域に二極分布し、その後、低水分域に移行していくことが明らかになった。収穫適期の水分二極分布時には、粒径選別等によって高水分粒と低水分粒に大別してから熱風乾燥することが、高品質保持に有効と見られた。ii)米麦用循環式乾燥機を用いた大豆乾燥では、バケットエレベータの減速、バケット形状の改良及び送風の初期低温設定(外気温度+10℃)により、損傷粒が低減し0.3%/h程度の乾燥速度で品質低下を招くことなく乾燥できることが分かった。これにより、米麦用乾燥機の汎用利用が可能であることを実証した。 |
カテゴリ | 乾燥 小麦 水稲 大豆 低コスト 低コスト省力化 品質保持 |