海洋・生物データベースの協調システムの開発

課題名 海洋・生物データベースの協調システムの開発
課題番号 2002003269
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 変動機構研究室
水産総合研究センター 日本海区水産研究所 日本海漁業資源部 資源評価研
水産総合研究センター 東北区水産研究所 混合域海洋環境部 海洋動態研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 黒潮研究部 海洋動態研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 生物生態部 生物生態研究室
研究期間 継続2001~2003
年度 2002
摘要 海洋環境、海洋生物、漁業対象種等の水産海洋分野の特異現象の電子化、定期的に開催される漁業対象種の予報会議にて報告される各海区の漁海況情報の電子化を進めるとともに、特異現象についてはXML形式でのデータベース化とネイティブXMLデータベースエンジンによる検索システムの試作を行った。また、検討の結果、特異現象についての検索結果と漁海況情報、周辺の海洋環境情報等をリンクして表示させ、特異現象の発生パターンを把握できるシステムを作成することとした。日本海水温データベースの作成を引き続き行った。スルメイカの分布データベースをもとに分布水温と外套背長の関係をモデル化した。作成したモデルと水温分布図からスルメイカの分布外套背長マップを作成した。WEBベースでユーザーが任意の期間・範囲で東北海区水温図を描くことができるシステムを開発した。対象範囲も日本周辺全域へ拡張し、同システムで水塊配置の認識に重要なフロント位置を可視化する機能も加えた。黒潮水域における既存・現有・新規の海洋環境調査データおよび一部限定海域における主要浮魚類の漁獲量データを収集・整備し、電子化を行った。海洋環境調査データを解析し、海洋環境基本図集の基本案を作成した。黒潮水域の各都県と連携し、リアルタイム海況モニタリング手法の開発に取り組み、その基本枠組みを構築した。小型浮魚類の月別魚種別産卵量計算を自動化し、書式を定めたXMLによるデータ入力から解析結果データの表示・出力までの一連のプロセスを作成することにより、これまで年ごとに印刷公刊されていた情報を、各県水産試験場・水産研究所の研究者がデータ入力を終了すると同時に、入手することを可能とした。
カテゴリ データベース モニタリング

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