課題名 | NMRマイクロイメージング(MRI)等による食品構造及び成分分布の計測と解析法の開発 |
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課題番号 | 2002003018 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品総合研究所 分析科学部 分析研究室 食品総合研究所 分析科学部 状態分析研究室 食品総合研究所 分析科学部 品質情報解析研究室 |
協力分担関係 |
埼玉県工業技術センター北部研究所 埼玉大学 日清製粉グループ本社・基礎研究所 農業技術研究機構作物研究所 秋田県総合食品研究所 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2002 |
摘要 | Marching Cube法による3次元ポリゴンイメージは、仮想空間上に作られたイメージ内部に視点を移すことが出来るため、パンの気泡が壁の穴を通し連絡している様子をよく捉えることができた。この手法は、食品の新しい評価法として非常に有用であった。MRIをパンの網目構造のルーチン分析に適用するためのデータ解析法として探索的データ解析が有効であった。フランスパン、イギリスパンのように大きな気泡が存在しても、気泡面積、気泡の縦横比などの測定指標の5%-95%範囲のパーセンタイルは解析範囲及び解析枚数の影響が小さく、パンの違いをパーセンタイルのパターンの違いとしてとらえることが可能であった。一方、SPI法によるNMRイメージ測定から、ジャポニカ米とインディカ米の吸水の違いをイメージとして捉えた。本手法は、収穫後の米の乾燥過程の追跡にも有効であり、乾燥過程の乾燥温度による違いをイメージを用いて解析した。 |
カテゴリ | 乾燥 評価法 |