課題名 | カドミウム等の土壌中における存在形態と吸収抑制機構の解明 |
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課題番号 | 2004005226 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
農業環境技術研究所 化学環境部 土壌化学ユニット |
協力分担関係 |
農研機構 秋田県農業試験場 太平洋セメント 長野県農総試 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | 土壌の可給態カドミウムを0.05~0.1Mの塩酸で抽出した場合、抽出される量は土壌乾燥の影響をほとんど受けないが、それ以下の濃度の塩酸で抽出した場合には、土壌の乾燥によって、湿潤原土に比べ、抽出されるカドミウムの量が増加することが明らかになった。また、全国実態調査から提供された試料を基に構築したデータベースの多変量解析に基づいて、大豆の子実カドミウム含量と土壌特性との関係式を導き、カドミウムの汚染リスク予測図を作成した(主要成果2)。さらに、土壌洗浄法では前年の塩化カルシウムに比べて塩化鉄の洗浄効率が高いことを明らかにし、洗浄を行った現地水田で玄米のカドミウム濃度が大幅に低下することを検証した(図II-1,主要成果3)。 |
カテゴリ | 乾燥 水田 大豆 データベース |