a.危害要因の簡易・迅速・高感度検出技術の開発

課題名 a.危害要因の簡易・迅速・高感度検出技術の開発
課題番号 200709582
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,食品総合研究所,食品安全研究領域
農業・食品産業技術総合研究機構,食品総合研究所,食品分析研究領域
農業・食品産業技術総合研究機構,食品総合研究所,微生物利用研究領域
協力分担関係 (独)日本学術振興会
(財)雑賀技術研究所
新技術振興渡辺記念会
東京都健康安全研究センター
北海道大学
東京都健康安全研究センター
(株)サタケ
(独)水産総合研究センター
(独)国際農林水産業研究センター
農業生物資源研究所
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)食中毒菌多重検出法の開発では、培地・遺伝子抽出キット・遺伝子検査キットを作製し、その基本性能および6ヶ月保存試験でも利用可能なことを確認した。これを用いて凍結損傷菌の検出試験を行ったところ、公定法よりも高い検出率が得られた。カンピロバクターの遺伝情報のさらなる収集により、進化系統樹での菌種間におけるクラスターが明確に区分できた。この情報を基に18年度に開発した12種を迅速に識別・同定できるPCR-RFLPをより簡易化した。近赤外法による生乳品質検査のため、一般生菌数を求める検量モデルを作成し、測定用のハンディタイプ装置を設計・試作した。2)フザリウム属菌産生かび毒フモニシンについて、内部精度管理用試料(マトリクス=コメ)を作製し、効率的な前処理法を開発した。Penicillium 属産生かび毒19種のLC/MS/MSによる一斉分析法を開発した。水産動物6試料および加工品6試料について、試料中の総ヒ素と形態別ヒ素化合物7種を測定した。スペクトロイメージング手法を用いた画像撮影と画像解析により果実原料中に混入した葉・枝の位置を表示する手法を開発し、また毛髪の検知に有効な波長帯を特定した。さらに、かび毒デオキシニバレノール(DON)の有無や濃度識別に有効な波長帯を明らかにした。3)LC/MS/MSを使用して、ベンゾ[a]ピレン(BaP)とアフラトキシン(AFs)4種(AFB1、AFB2、AFG1、AFG2)との同時分析法を開発した。
カテゴリ 加工

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