背景・ねらい 2015年に北海道のバレイショ産地で侵入害虫Gpが国内初確認され、まん延を防ぐため、翌年から植物防疫法に基づく緊急防除が開始されました。緊急防除の着実な推進とGpの封じ込めを図るため、Gpの検査...
抵抗性品種に対するツマグロヨコバイの加害性獲得に適応度低下は認められない
要約 抵抗性イネ品種を加害するツマグロヨコバイのバイオタイプは、抵抗性品種に対する加害性の獲得によって、幼虫生存率、幼虫発育期間、成虫の生存日数、産卵前期間および総産卵数などの生活史形質に関して適応...
トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率およびバイオタイプの変化
要約 トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率は、西海190号(Bph1保有)に対して0.41、ASD7(bph2保有)に対して0.55であった。抵抗性品種上で加害性バイオタイプの割合は、4~5世代目に50%を越えると予測された。...