要約 冷蔵促成栽培で、本葉の縮葉・巻き込み症状と草勢の強い品種にみられる茎葉の徒長は、冷蔵処理後(定植直前)に新葉を剪葉することで防止・軽減できる。なお、本処理を実施しても上位葉や花らい数に影響しな...
フリージア「ラピッド・ホワイト」球茎の乾式冷蔵処理による年内出荷
要約 フリージア「ラピッド・ホワイト」は球茎を乾式冷蔵することにより促成栽培できる。休眠の破れた球茎を6~7週間8℃で冷蔵した後、10月中旬に定植することにより年内出荷できる。 キーワード フリージア、開花...
背景・ねらい 低温処理を利用するフリージアの冷蔵促成栽培では、低温処理後に高温に遭遇することにより様々な形態の奇形花序が現れることが知られているが、高温障害の程度に応じた形態的な変化を分類するまでに...
フリージア抑制栽培における高温貯蔵木子利用による切花品質の向上
要約 フリージア木子は収穫後30℃で貯蔵することにより、木子が硬化するまで定植後の栄養生長能力を維持できる。抑制栽培において、高温貯蔵木子を定植直後に4週間最低15℃に加温することにより、切花品質が向上す...
要約 フリージアの枝切り栽培では「アラジン」、「シーガル」、「エレガンス」は球周10cm以上の成球を9月中旬、「シーガル」は5cm以上の大きな木子でも8月下旬に植え付ける。8度C加温することにより、3月上旬から...
要約 標高1000mの高冷地での枝切りによるフリージアの早出し栽培は、6月中旬にコンテナに植え付け、9月中旬まで標高1300m以上の地帯へさらに山上げするか、同期間の夜間冷房、または植え付け前40~50日間の球根冷...
要約 フリージアの種子からの栽培法としては、吸水種子を15℃条件下で15~20日間湿冷蔵する催芽処理方法により生育が促進され、切り花収量・品質が向上する。施設での無加温栽培の場合、催芽処理種子の播種時期は8...