要約 水田飼料作経営が、限られた労働力で経営の安定化を実現し、飼料増産を図るには、稲の飼料化のみでは限界があり、デントコーン等の導入が必要である。デントコーンの生産コストは飼料用稲の2分の1以下であり...
苗立ち安定化に向けた鉄コーティング種子を活用した水稲の無代かき直播
要約 鉄コーティング種子の無代かき表面直播における水管理は播種時の湛水、出芽始の落水および本葉展開時の湛水から成る。無代かきでは減水深が大きく出芽始に滞水部が発生しにくいため、還元障害を回避でき苗立...
茎葉多収で糖含量が高い稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」
要約 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種と...
中山間地域の不耕起乾田直播栽培におけるコシヒカリの全量基肥施肥法
要約 中山間地域における不耕起乾田直播栽培のコシヒカリには、リニア型被覆尿素肥料LP100(100日タイプ)とシグモイド型被覆尿素肥料LPS40(40日タイプ)を3:1の割合で慣行分施と同量の窒素量で全量基肥する...
要約 だいず栽培において不耕起播種機を用いると、降雨による播種作業の遅れも少なく、作業能率1.7~2.7h/haと省力的に作業できる。また、中耕培土が不要となるため、集団転作等の大規模栽培においては、慣行並...
水稲ヒノヒカリの乾田直播栽培における緩効性肥料の基肥全量施用による省力施肥法
要約 播種時期を6月上旬とした「ヒノヒカリ」の乾田直播栽培において緩効性肥料の基肥全量施用によって施肥の省力化が可能である。被覆尿素肥料リニア型の50日~60日タイプとシグモイド型の100日~120日タイプの...