飼料用セイヨウアブラナと飼料イネを併用した繁殖牛の冬季放牧技術
要約 飼料用セイヨウアブラナは冬季でも枯れることなく、また蛋白質成分が高いため、繊維源の飼料イネとの併用により、補助飼料なしで維持期の繁殖牛を冬季間に放牧飼養することができる。この冬季放牧に要する繁...
要約 形態識別が困難であるジャガイモシロシストセンチュウとジャガイモシストセンチュウのDNAをそれぞれ特異的に増幅することにより、これら2種を識別するための技術である。LAMP法を用いることで、簡便かつ迅速...
交信攪乱による交尾遅延に伴うメスの老化がフジコナカイガラムシの生殖に与える影響
要約 フジコナカイガラムシのメスのフェロモン量は、成虫となってから約30日でピークに達し、老齢個体が若齢個体よりも多くのオスを誘引する。交信攪乱法による交尾遅延は、老齢個体の割合増加を促し、産卵数の多...
要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
要約 評価グリッド法を用いたマルドリ方式利用生産者のマルドリ方式評価要因の見える化で明らかになった本技術の利点は、果実収量や品質の向上、労働負荷の軽減であり、一方課題点は不適切な設備設置や利用上のト...
土壌改良資材と薬剤散布適期連絡システムを基本としたイネ稲こうじ病の総合防除技術
背景・ねらい イネ稲こうじ病は近年全国的に多発生しています。本病の病粒が販売種子に混入するとクレームにより返品され、本菌の胞子や色素が玄米に付着すると農産物検査で規格外となります。また、病粒が混入し...
南西諸島で誘殺されたミカンコミバエの推定された飛来源と国内分散の可能性
要約 沖縄県で誘殺されたミカンコミバエの推定飛来源は、台湾、フィリピン、中国南部であり、鹿児島県での誘殺に対する飛来源は台湾北西部である。2015年の奄美大島での発生では、徳之島、伊平屋島など周辺の島へ...
センサーネットワークによる森林のCO2吸収量の高精度観測と長期モニタリングデータの活用
要約 森林のCO2吸収量を観測するシステムをセンサーネットワーク化することにより、観測の精度向上と省力化を図り、長期モニタリングを可能にしました。長期データにより、CO2吸収量の詳細...
土壌病虫害複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、トウガラシ安濃交3号
要約 トウガラシ安濃交3号は、疫病、青枯病、ネコブセンチュウに強度抵抗性を示し、トバモウイルス抵抗性遺伝子としてL3を持ち、穂木...
変わりゆくシロアリ生息地と寒冷地におけるシロアリ対策の必要性
要約 シロアリの野外生息と被害情報を精査して生息マップを更新した結果、これまで防蟻処理を必要としなかった寒冷地の木造建築物においても、シロアリ対策が必要であることが明らかになりました。 背景・ねらい ...
紫色LED光で土着天敵ヒメハナカメムシを集め、害虫を減らす技術
要約 波長405nmに発光ピークを持つ紫色LEDを1日3時間照射することにより、アザミウマ等の微小害虫を捕食する土着天敵ヒメハナカメムシを作物上に最大10倍...
要約 イネ残渣を燃焼する際、燃焼温度が高いほど残存する炭化物の量は低下しますが、その微生物分解に対する安定性は増加します。このため、中程度の燃焼温度で生じる炭化物が最も長期的に残りやすいことを、室内...
籾がら焼却灰は市販のケイ酸資材と同等のイネいもち病発病抑制効果を有する
要約 水稲の有機栽培において、低温燃焼によって可溶性ケイ酸含量を高めた籾がら焼却灰の施用により、ケイカルなどのケイ酸資材を施用した場合と同等のイネいもち病発病抑制効果が得られる。 キーワード 籾がら焼...
大果で食味が優れる早生セイヨウナシ新品種「ジェイドスイート」
要約 セイヨウナシ新品種「ジェイドスイート」は、「マルゲリット・マリーラ」に「ブランディワイン」を交雑して育成した早生の大果品種である。育成地で9月上中旬に収穫適期となり、15℃恒温で追熟容易である。甘...
苗立ち安定化に向けた鉄コーティング種子を活用した水稲の無代かき直播
要約 鉄コーティング種子の無代かき表面直播における水管理は播種時の湛水、出芽始の落水および本葉展開時の湛水から成る。無代かきでは減水深が大きく出芽始に滞水部が発生しにくいため、還元障害を回避でき苗立...
飼料イネ2回刈り乾田直播栽培における「ルリアオバ」を活用した雑草防除法
要約 飼料イネ2回刈り乾田直播栽培では、雑草抑圧力の強い「ルリアオバ」を作付けし、イネ出芽前に非選択性除草剤、入水前に茎葉処理型除草剤を処理する除草体系を基本とし、雑草が多発する水田では、入水後に再...
大果で外観と食味が優れる早生セイヨウナシ新品種「ジェイドスイート」
要約 セイヨウナシ新品種「ジェイドスイート」は、「マルゲリット・マリーラ」と「ブランディワイン」を交雑して育成した早生の大果品種である。育成地で9月上中旬に収穫適期となり、追熟は容易である。外観は良...
うどんこ病・つる割病・ワタアブラムシ抵抗性のメロンF1品種「アルシス」
要約 「アルシス」は、うどんこ病、つる割病およびワタアブラムシに対して抵抗性を有するアールス系メロンF1品種である。果実の品質および日持ち性ともに優れる。 キーワード メロン、うどんこ病抵抗...
天敵昆虫ナミテントウの幼虫に対する農地周辺植生に生息するアブラムシの餌適性を解明
要約 アブラムシの天敵昆虫であるナミテントウの幼虫に対する、様々なアブラムシの餌適性を評価したところ、季節毎に異なる様々な在来または外来植物に寄生するアブラムシがナミテントウ幼虫の餌として適している...
要約 コウモリの発する超音波に似た特性を持つ断続的パルス音を発振する装置を、モモ園地に設置することにより、ヤガ類の侵入を阻止して果実への加害を防ぐ技術。 キーワード 超音波、ヤガ類、果樹、防除、中山間...