タイトル | 茎葉多収で糖含量が高い稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2001~2009 |
研究担当者 |
松下 景 飯田修一 出田 収 春原嘉弘 前田英郎 田村泰章 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種として適する。 |
キーワード | イネ、飼料、ホールクロップサイレージ、未消化籾、糖、耐倒伏性 |
背景・ねらい | 稲発酵粗飼料として利用できる専用品種として、近畿中国四国地域においては「クサノホシ」「ホシアオバ」が普及しているが、栽培面では天候不順等により収穫適期を逃し、倒伏によって収穫が困難となる場面も多く、改善が求められている。収穫・調製においては、糖分の不足等による不良発酵の問題があり、給与面では、未消化籾の排泄の問題が依然として残されている。これらのことから、牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、収穫期の糖含量が高く、耐倒伏性に優れる稲発酵粗飼料用水稲品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 | 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較して、次の特性を示す。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | いもち病 乾田直播 縞葉枯病 飼料用作物 新品種 水稲 中山間地域 抵抗性 品種 |