早生多収の飼料用米に適する水稲新品種候補系統「奥羽409号」
要約 「奥羽409号」は、東北地域中部では出穂期が"早生の晩"に属する粳種である。普及予定地において、多収品種「ふくひびき」より粗玄米重が多い。耐倒伏性は"やや強"である。大粒で品質が劣るため、食用品種と...
道南地方で発生した大豆「タマフクラ」の出芽不良原因および当面の対応
要約 大豆「タマフクラ」は発芽が遅く緩慢で、発芽揃いに時間がかかる。そのためクラストのできやすい圃場や多水分条件下での播種を避け、播種深度は4cm以内とする。また種子薬剤処理にあたり、チアメトキサム水...
要約 2月下旬から3月中旬まで播種期を前進させた乾田直播栽培では、降雨後3日以上湛水しないように排水対策を行うとともに、種子消毒剤を塗沫して乾籾を播種する。レベラ整地後にディスク駆動式汎用不耕起播種...
ダイズリゾクトニア根腐病菌(AG-2-2)とイネ褐色紋枯病菌とは同一である
要約 ダイズリゾクトニア根腐病菌(菌糸融合群:AG-2-2)とイネ褐色紋枯病菌とは、交互接種でイネとダイズに病原性があり、かつ同様の病徴を呈することから、両菌は同一である。 キーワード ダイズ、ダイズリゾク...
要約 レタス跡のうねのマルチを除去し、乗用型トラクタ装着式大豆播種機でうねを浅耕同時播種することで、降雨が多い年でも出芽・苗立ちは良好で、全作業時間では慣行より約8%短縮でき、収量も慣行と同程度確保...
要約 水稲の収穫が遅れた場合、麦の晩播回避のため、水稲立毛中に麦類を散播し、水稲をコンバインで収穫し、細断した排出切りわらで被覆することによって、苗立ちが確保され、安定収量が得られる。 背景・ねらい ...