背負い式振動収穫機利用によるウメ収穫作業の省力化

タイトル 背負い式振動収穫機利用によるウメ収穫作業の省力化
担当機関 和歌山県暖地園芸センター
研究期間 1996~1996
研究担当者 卯辰寿男
夏見兼生
初山守
発行年度 1996
要約 振動収穫機による加工用ウメの収穫作業は、手取りの1.5~8.6倍と省力化が図られ、傷果の発生は5%前後である。樹形を開心自然形から盃状形に改造すると、‘南高’の傷果は大幅に減少する。
背景・ねらい  ウメの収穫作業は6月に集中し、労働時間の50~60%を占めるため、その省力化が求められている。和歌山県では、青ウメに比べて加工用ウメの収穫割合が高いので、加工用ウメの振動収穫について、能率と傷果発生に及ぼす樹形の影響を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 地表面にネットを敷き、背負い式振動収穫機で落果させ採集した場合、手取りの能率を 100とすると、機械取りは、‘南高’では146、小梅‘白王’では 859となり、収穫能率の大幅な向上が認められる。
    また、振動収穫による傷果発生割合は、5~6%である(表1)。
  2. ‘南高’と‘小粒南高’では、振動収穫による傷の程度は、中と多が 8~18%で、傷果の発生は少ない(表2)。
    また、白干梅のA級品割合は‘南高’、‘小粒南高’ともに、傷の程度が少(果面にすれ傷がわずかに認められる)の果実では、無と同程度である(表3)。
  3. 開心自然形から盃状形への樹形改造により、傷害程度中以上(果面全体に傷が認められるまたは傷が果肉に達している)の果実割合は、‘小粒南高’ではあまり減少しないが、‘南高’では大幅に減少する(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 振動収穫に適した盃状形に改造する。
  2. 収穫前に除草を行い、地表面にネットを敷く。
  3. 果実の熟度を見ながら、適期に分割採集する。
図表1 210279-1.jpg
図表2 210279-2.jpg
図表3 210279-3.jpg
図表4 210279-4.jpg
カテゴリ 病害虫 うめ 加工 収穫機 省力化 除草

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