タイトル | 寒天を発芽床に用いた大豆種子「タマホマレ」の発芽試験法 |
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担当機関 | 兵庫県立中央農業技術センター |
研究期間 | 1997~1997 |
研究担当者 |
: 上川信行 二見敬三 |
発行年度 | 1997 |
要約 | 大豆種子の発芽試験の発芽床に、 0.7%の寒天を用い、は種時に発芽に必要な種子吸水量の不足分を注水すると、途中の水分管理が不要なうえ、砂およびろ紙発芽床法に比較して、簡便で安定した発芽力の測定ができる。 |
背景・ねらい | 大豆種子の発芽試験の発芽床には、主要農作物種子の審査法の中で、砂またはろ紙を用いるように決められている。しかし、その内容は具体的には示されておらず、砂には粗い細かいがあるうえ、大豆は発芽時の酸素要求量が大きいので水分管理が難しく、発芽の不揃いや失敗が多い。一方、ろ紙を用いると一層きめ細かい水分管理と熟練が必要となる。 そこで、川砂を用いた発芽床法を対照として、寒天濃度0.3~0.7%の培地を発芽床に用いた、簡便な大豆種子の発芽試験法を検討する。 |
成果の内容・特徴 | 寒天を発芽床に用いた大豆「タマホマレ」種子の発芽試験(図1)は、下記の手順で行う。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 乾燥 くり 大豆 光条件 品種 |