タイトル | イネ苗立枯細菌病菌のため池水からの伝染の危険性 |
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担当機関 | 中国農業試験場 |
研究期間 | 1998~1998 |
研究担当者 |
宮川久義 奥田 充 |
発行年度 | 1998 |
要約 | イネ科雑草が自生するため池や小池の水には、発病に十分な濃度のイネ苗立枯細菌病菌が含まれている場合があるので、このような水は水稲の育苗には用いない。 |
背景・ねらい | 中山間地域の水稲早植え地帯では育苗時に高温多湿になるため、イネ苗立枯細菌病が発生しやすい。従来、本病の伝染源は保菌種子のみと考えられ、予防には種子消毒が有効とされてきた。一方、1997年5月に広島県東部で発生したイネ苗立枯細菌病の場合、浸種や苗の灌水に周辺のため池や小池の水を用いていたことから、農業用水による伝染が疑われた。そこで、当該地域のため池、小池等水田以外の生態系におけるイネ苗立枯細菌病菌の動態を調査し、農業用水による伝染経路について研究した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 育苗 雑草 種子消毒 水田 水稲 中山間地域 播種 |