| タイトル |
イブキジャコウソウのグラウンドカバープランツとしての適応性 |
| 担当機関 |
奈良県農業試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
佐々木茂
今村有里
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
イブキジャコウソウは匍匐性タイムの一種で、春~秋に植え付けが可能で、土壌改良資材の20%程度の土壌混合により早期に被覆率を高めることができる。また、5月の刈り込みで株生存率が高く、景観が良好となる。
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| 背景・ねらい |
匍匐性タイムの一種で日本に自生する山野植物である。香りが良く、6月には株が桃色の花に覆われるため、ハーブやグラウンドカバープランツとして中山間地域での特産化が期待できる。そこでグラウンドカバープランツとしての適応性をみるため、同じ匍匐性タイム類のなかで最も生育旺盛とされるロンギコウリスとの被覆効率を比較するとともに、植栽時の適正な管理法を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 9cmポット苗を20cm間隔で秋に定植した場合、翌春の開花期に、また、春定植では4カ月後に100%の被覆となる(表1)。しかし、夏定植では定植5カ月後でも100%の被覆に達しない(表2)。
- 早期に被覆効率を高めるため、土壌改良資材としてピートモス(苦土石灰4g/リットルを添加)を混合し植え付けたところ、定植100日後にはピートモスを混合しない区で80%の被覆率に対し、ピートモス50%混合区で100%の被覆率が、20%混合区でも95%の被覆率となる(表3)。
- 梅雨時期に高温多湿による蒸れにより下枝の葉が黒変し、景観をそこなうことが多い。 そこで蒸れ防止と草丈抑制のため、時期を変え刈り込みを行ったところ、7月および11月の刈り込みでは株の生存率が低いのに対し、5月の刈り込みでは100%の株が生存し、翌春の開花時には100%の被覆率が得られ、草丈も抑制される(表4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- ロンギコウリスと比較すると、被覆率、生育量ともに劣るものの、開花期の違い(イブキジャコウソウ:6月、ロンギコウリス:4月下旬~5月)や花の可憐さがあり、使用する場面の使い分けにより、グラウンドカバープランツとして十分に使用可能である。
- 5月の刈り込みは開花前にあたり、その年の花をとばすことになる。したがって刈り込みは3~4年に1回の実施となる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
栽培技術
タイム
中山間地域
土壌改良
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