| タイトル | 伐出コストを推計するコスト算定プログラムを開発 |
|---|---|
| 担当機関 | (独)森林総合研究所 |
| 研究期間 | |
| 研究担当者 |
岡 勝 吉田智佳史 井上 源基 田中 良明 |
| 発行年度 | 2004 |
| 要約 | 多くの伐出用作業機械に適用でき、様々な機械の組み合わせや作業条件に対応可能な対話型のコスト算定プログラムを開発しました。本ソフトはウインドウズ上で作動し、ほとんどのパソコンで使用できます。 |
| 背景・ねらい | わが国の林業経営は、立木価格の低迷により大変厳しい状況にあります。こうした逆境の中で持続的な森林管理を進めていくには、森林整備の種々の過程で経費を削減する合理的な作業方法の選定が必要となります。例えば、木材の伐採・搬出を行う場合、対象地の地況、林況、路網状況などをみて、最適な機械台数や搬出ルートを選択します。このような意思決定には、かなりの経験と勘が必要とされます。また、選んだ方法の経済性を評価するには、コスト計算が必要で、かなりの時間と労力を要します。これまでのコスト計算ソフトでは、対象機械や作業条件が制限されていました。 そこで、多くの作業機械に適用でき、機械の組み合わせや作業条件に対応可能なコスト算定プログラムを開発しました。これにより、効率的な作業計画を立てやすくなります。 |
| 成果の内容・特徴 | プログラムの概要と特徴プログラムは M.S.Windows上で作動し、ほとんどのパソコンに対応可能です。コスト計算は、画面の案内に従い、作業条件、工程毎の使用機械の種類や生産性、作業人員、労賃単価、路網作設の有無などを対話形式で入力していきます。生産性がよく解らない場合、既定値として組み込まれた標準的な値を使用することができます。こうして、複雑なコスト計算の結果が瞬時に表示されます。結果が期待通りでない場合は、入力画面に立ち返り、条件の変更ができます。また、費用項目別割合や収益性を求めるための損益分岐図も表示されます。計算の手順コスト計算の流れは図1のとおりです。プログラムを起動させると、図2に示したように、初期画面(作業条件設定)を経て、工程ごとに機械選択や作業人員等を設定する画面、副作業の入力画面、労賃等経費関連入力画面へと進みます。これで入力は終わりです。OKボタンを押すと計算結果と経費内訳等の図が即座に表示されます(図3、4)。機械の組み合わせや作業条件、生産性、作業人数などを色々試すことにより、現場に応じたシステム選択や事前のコスト予測に活用されることが期待されます。本研究は、一般研究費「伐出および育林コストに及ぼす諸要因の検討」による成果です。 *フォワーダ;木材を荷台に積載して運び出す、車両型の林業機械のことです。 *スキッダ;木材をけん引して運び出す、車両型の林業機械のことです。 *架線系;支柱を備えたタワー式の車両や、ウインチを装備した車両からくりだしたワイヤーロープにより木材を運搬するシステムのことです。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 図表5 | ![]() |
| 図表6 | ![]() |
| カテゴリ | くり 経営管理 コスト |
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