春夏まき、夏まきほうれんそうの品種特性

タイトル 春夏まき、夏まきほうれんそうの品種特性
担当機関 上川農試
研究期間 2001~2002
研究担当者 黒島 学
発行年度 2002
要約 春夏まき、夏まき作型における、ほうれんそうの抽台性、発芽・生育特性、外観品質、収穫作業性について品種特性を明らかにした。従来のやや丸型の葉形で葉身の縮みの強い品種に対して、葉形が中間型で葉先がやや尖り、葉身の縮みが弱く草姿が中間からやや立性の品種・系統が多くみられた。
キーワード ほうれんそう、品種特性、外観品質、収穫作業性
背景・ねらい
北海道におけるほうれんそうの主要な作型である「春夏まき」、「夏まき」において、民間育成品種・系統の抽台特性、発芽・生育特性、外観品質や収穫作業性等を調査し、産地における品種選択の資料を得る。また、ビタミンC、硝酸含量についても検討する。
成果の内容・特徴 1.
春夏まきにおける抽台特性は、多くの品種・系統で抽台の発生がみられ、2カ年で発生のみられなかった品種は「ピカソ」「モナリザ」である。比較的低い発生株率であった品種・系統は「ターゲット」「スペードワン」「AH-97」「SC7-405」「みっちゃん」「アリスト」である。
2.
春夏まきにおける外観品質は、多くの品種・系統が葉身の縮みが弱く、葉形が中間型で葉先がやや尖り、草姿が中間からやや立性、葉色が「トニック」並の濃さの特性を持つ。これらの品種・系統の中で「SC7-405」は、葉色に関して極めて濃い特性を有している。
3.
夏まきにおける発芽は、「トニック」「レジーナ」「スペードワン」「サマンサ」「ピカソ」「みっちゃん」「アリスト」が2カ年ともに良好である。逆に「ターゲット」「EX9855」は2カ年ともに不良である。
4.
夏まきにおける外観品質は、多くの品種・系統が葉身の縮みが弱く、葉形が中間型で葉先がやや尖り、草姿が中間からやや立性、葉色が「トニック」並の濃さの特性を持つ。これらの品種・系統の中で「マトリックス」は、葉色に関して極めて濃い特性を有している。
5.
ビタミンC、硝酸含量において、2002年春夏まきの硝酸含量以外に有意な品種間差はなく、高ビタミンCまたは低硝酸の品種・系統は、認められない(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
ほうれんそう産地における品種選択時の資料となる。
図表1 213406-1.gif
カテゴリ 品種 ほうれんそう

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