タイトル | SSRマーカーを利用した小豆・菜豆の品種判別 |
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担当機関 | 遺伝資源部 |
研究期間 | 2003~2005 |
研究担当者 |
加賀秋人 紙谷元一 竹内 徹 田澤暁子 冨田謙一 |
発行年度 | 2006 |
要約 | 小豆のSSRマーカー5種で「きたのおとめ」、「しゅまり」と国内品種および海外遺伝資源、菜豆のSSRマーカー5種で「福勝」、「福良金時」と他の金時品種、また「絹てぼう」と他の手亡品種の判別が可能である。 |
キーワード | 小豆、菜豆、品種判別、SSRマーカー |
背景・ねらい | 近年、低価格な農産物の輸入増加に伴い、評価の高い国内育成品種が海外に流出し、海外産として輸入される事例が認められる。農産物の適正な表示を担保し、登録品種の育成者権を保護するためには、迅速で精度の高い品種判別法を確立する必要がある。 北海道立中央農試では、RAPD-STSマーカー3種による菜豆の手亡品種および小豆の品種判別法を開発した(2002)が、多種多様な遺伝子型をもつ輸入小豆を対象にした場合には3種のRAPD-STSマーカーのみでは識別性が十分でないため、多型性の高いマーカーによって信頼性を向上させる必要がある。一方、SSRマーカーはRAPD-STSマーカーに比較して多型性が高いとされる。農業生物資源研究所において小豆SSRマーカーの開発が進められ、菜豆のSSRマーカーはカナダで報告がある。多型性の高いSSRマーカーを利用して、小豆及び菜豆の品種判別法を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 遺伝資源 品種 |