| タイトル |
昼夜温較差(DIF)を指標にした電照栽培ギクの温度管理方法 |
| 担当機関 |
富山県農業技術センター |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
昼間の温度と夜間の温度差(DIF)を指標に栄養生長期間中は、DIF値5℃以上とし、生殖生長期間中はDIF値3~4℃で温度管理を行うことにより、従来行われている夜間の温度管理中心の栽培より採花率が高くなる。
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| 背景・ねらい |
富山県における電照抑制栽培ギクの温度管理は、暖房による夜間の温度(夜温)管理を中心に行われている。昼間の温度(昼温)管理は、温度センサーによる自動開閉装置付きの温室では通常20℃~25℃の設定で換気するが、ビニルハウスでは、サイドを昼夜手動で開閉する方法によって行われている。したがって、昼温管理については、生産者個々の差が生じやすい管理となっている。 そこで、高品質な切り花生産を目的とし、鉢物類などで草丈調節に利用されている昼夜温較差(DIF)を利用し、昼温管理を含めた新しい温度管理方法を開発する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 定植から電照終了5日前までの栄養生長期間では、DIF値で5℃以上にすることにより草丈の確保が可能である。また、この期間DIF値が小さく日平均気温が低いと草丈の伸長が悪く、電照終了以降高所ロゼットが発生し採花率が低下した(表1、表2)。
- 電照終了5日前から再電照終了までの花芽分化期間は、DIF値を3℃程度にすることより、花首の伸長が小さく、柳葉数が減少し、品質が向上した(表1、表2)。
- 電照終了から発らい期の期間は、DIF値が大きく日平均気温が高い場合、生育ステージが早く進んだ(表1、表3)。
- DIF値を指標にすると栄養生長期間中は、DIF値を5℃以上とし、生殖生長期間中は、DIF値を3~4℃となる昼夜温管理とすることにより、採花率が高くなった。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 昼温の確保には、日の出後2時間の保温に努め、低温時には早朝から換気を行わない。
- 栄養生長期間中の夜温が15℃を越える場合は、ハウスを開放し換気に努める。
- 低温時の生殖生長期は、日平均気温確保のため内張りなどによる保温対策を行う。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
温度管理
栽培技術
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