| タイトル |
水口流入施肥器を用いた大区画水田における穂肥の均一施用法 |
| 担当機関 |
新潟県農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
流入施肥器を使用して液状肥料を水口に灌注施用する流入施肥は、少ない灌水量で、大区画水田においても均一に施肥することができる。この方法は、背負い式動力散布機による施肥よりも軽労化が図られる。
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| 背景・ねらい |
省力的な穂肥施用技術として、水に溶けやすい顆粒状肥料を水口から流し込む方法(以下顆粒肥流入)があるが、大区画水田での施肥ムラや多量の灌漑水を必要とすること、畦畔が高いこと等の制約条件が問題となっている。そこで、新たに開発された液状肥料水口流入施肥器を用いた流入施肥(以下液肥流入)によって大区画水田における問題点を解決する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 本施肥法は、専用の液状肥料水口流入施肥器を用いた技術である
(図1)。
- 本施肥器はマリオット装置によって、タンク内液量の多少に関わらず、一定の速度で液肥を流出できる。
- 口径の異なるパイプの交換によって、タンク内の液量50L?を、灌漑用水量にあわせて2・3・4・5・6時間の5段階で流出できるように調整することができる。
- 窒素成分12%の液肥50Lを50a水田に施用した場合、1.2kg/10aの施肥量となる。
- 大区画水田においても、均一に施肥することができる(表1,図2)。
- 液肥流入は、通常の穂肥前湛水深3cmに相当する灌水量でも均一に施肥することができる(表1)。
これは果粒肥流入に必要な湛水深より少ない。
- 大区画水田における施肥作業の軽労化が図られる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 専用の液状肥料水口流入施肥器(1台約2万円)を使用する。各水口に1台が必要である。
- 田面の均平度が高く、漏水や生育ムラが少ない水田であることが適応条件である。
- 流入中は安定した灌水量が確保できることが望ましい。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
肥料
軽労化
水田
施肥
施用技術
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