微量白米による新たな食味判定要因

タイトル 微量白米による新たな食味判定要因
担当機関 福井県農業試験場
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1998
要約 白米2.5gを85℃で15分間加熱煮炊し、生じる溶出物をグルコアミラーゼで処理して得られるグルコース量は食味との相関が高く、新たな食味判定要因として利用できる。
背景・ねらい 米のおいしさを評価する古典的な炊飯特性試験法では、炊飯液中の溶出固形物が注目されてきた。この方法では、測定精度が低く、食味との単相関も低いが、少量の白米を用いて食味評価試験ができる利点がある。そこで、これを改良し、微量白米を用いた、より客観性のある新たな食味判定要因として検討した。
成果の内容・特徴
  1. 白米を加熱煮炊し、生じる溶出液をグルコアミラーゼで処理して得られるグルコース量と食味との関係をみると、有意な相関関係が認められる(図1)。
  2. 同一試料についてグルコースを10回繰り返して分析したところ、分析値の変動係数が4から6%となり、測定用白米は2.5g用いればよい(表1)。
  3. グルコース量はフローチャート(図2)。の方法により精度よく測定できる。
  4. グルコース量と食味関連要因との相関をみると、有意な相関関係が認められる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 少量のサンプルによる食味判定(例 育種の初期選抜)に利用できる。
  2. グルコースの分析にはやや熟練を要するが、市販キットを用いれば簡易に精度のよい定量が可能である。
図表1 214363-1.gif
図表2 214363-2.gif
図表3 214363-3.gif
図表4 214363-4.gif
カテゴリ 育種 良食味

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