| タイトル |
夏秋ぎくの秋施肥マルチ・春定植栽培 |
| 担当機関 |
福井県農業試験場 |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
春よりも土壌条件の良い秋に施肥マルチし、春定植する栽培は、慣行の春施肥マルチ栽培よりも耕耘作業等への制約が少なく、かつ同等の切花長、切花重を確保できる。施肥マルチは11月に、黒マルチを用い、肥料は収穫期まで持続効果のある被覆燐硝安カリ424初期抑制100日型を利用する。
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| 背景・ねらい |
北陸地域の露地ぎく栽培は主に水田転作で行っている。本県では、3月に9日間(過去30年間の福井市平均)の積雪があり、湿田地域では消雪後の圃場排水が悪く、耕耘、畦立て等の作業時期が限定され、作業の競合がおこる。そこで、比較的土壌の乾燥している秋のうちに施肥マルチを行うことで、春施肥と同等の切花品質を確保する栽培体系を確立する。
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| 成果の内容・特徴 |
- マルチ時期としては、中輪ぎくでは10月施肥マルチで切花重が減少し、11月では3月と同等となる。小ぎくでは10,11月とも同等である。従って、11月が適する(図1)。
- マルチの種類としては、秋の銀、白マルチは春の黒マルチより切花長、切花重が劣るが黒マルチは秋と春で同等となる。従って、黒マルチが適する
- (図2)。
- 肥料は、切花長、切花重が春マルチより優る被覆燐硝安加里424 初期抑制100日型が適する(図3)。被覆燐硝安加里424 初期抑制タイプは冬期の肥料成分の溶出が少なく、栽培期間の後半まで肥効が持続する
- (図4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 十分に乾燥した状態の11月中に施肥、マルチを行う。
- 消雪が遅く春の作業適期が短い地域や、圃場排水が悪く春の作業条件が不良な地域に適する。
- 小ぎくを栽培する場合は10月に施肥マルチをすることが可能である。
- 畝が積雪などで沈圧するので春にマルチのたるみをなおす。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
肥料
乾燥
栽培技術
栽培体系
水田
施肥
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