| タイトル |
産業用無人ヘリコプターを用いた潤土粉衣土中散播における排水溝切り技術 |
| 担当機関 |
長野県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1995~1996 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
潤土粉衣土中散播栽培技術(湛直における落水出芽法)における、産業用無人ヘリコプター(以下RCヘリ)による播種作業は、種子を土壌中に埋没させ、出芽確保のため落水状態で行うことを原則としている。落水を助ける排水溝切り作業は、RCヘリに円錐形の溝切り機をひかせることででき、作業能率も高い。
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| 背景・ねらい |
水稲潤土粉衣土中散播栽培での播種は、落水状態で行うことが原則であるが、田面の精緻な均平化が困難である以上、完全に落水させるためには、排水溝切り作業が必要である。従来は取っ手の付いたウイスキーの空き瓶などを、紐で引いて行っていたが作業能率は低かった。そこで、RCヘリに専用の溝切り機を引かせることで、作業能率の向上を図った。
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| 成果の内容・特徴 |
- RCヘリ用溝切り機:牽引だけで作溝ができるよう形状は円錐形であり、その寸法は低面直径が23㎝で高さは53㎝である。中心に鉄棒を通し、それの円錐頂部にはRCヘリよりの牽引ロープ接続フックを設けた。土壌硬度により適正な作溝ができるように、鉄心棒に重り(2㎏単位)をはめ込み全重を調整する構造である(図1、写真1)。なお、全重は圃場硬度により調整するが、10㎏前後が目安である。
- RCヘリとの接続:RCヘリの牽引位置はペイロード中心とし、牽引ロープはダウンウォッシュの影響を受けにくいように、RCヘリ側を大型犬散歩ロープ1.5m、溝切り機側は直径6㎜のワイヤーロープ4mを用い接続する(写真2)。
- 作業方法:溝切り作業は落水終期から播種直後までに行う。30a(30×100m)圃場で2往復の作溝作業を原則とし、溜り水を狙ってRCヘリ運行を行う。なお、排水溝と圃場排水口との接続は人力でおこなう。
- 作業精度と能率:作溝される溝幅は18.3㎝程度で、深さは6.4㎝程度である。作業能率は、3ha/hr程度となる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 経済性からは、既にRCヘリを保持し、潤土粉衣土中直播を実施している経営体での実施が望ましい。
2,.基盤整備直後圃場等、耕盤が安定しておらず歩行型溝切り機が使用しにくい圃場に適する技術である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
経営管理
栽培技術
水稲
播種
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