| タイトル |
繭層の乾熱処理と水分の吸放出性からみた生繰り生糸の特性 |
| 担当機関 |
長野県蚕業センター |
| 研究期間 |
1995~1996 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
生繭に乾熱処理を行うと繭糸の水分保有力及び水分吸放出力が低下した。生繰り生糸と乾繭生糸の比較においてもこの相違が認められ、生繰り生糸は乾繭生糸よりもこれらの性質が優れていた。
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| 背景・ねらい |
国内繭の消費拡大のためには外国繭では製造できない高品位生糸の開発が必要である。通常、繭は高熱により乾燥した後に製糸原料とするが、乾熱処理しない生繭を原料として優良生糸を製造することができれば外国産との差別化が可能となる。本課題では、乾熱処理繭による繭糸の水分保有量と吸放出速度との関係を検討し、生繰り生糸の特性を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 乾熱処理をした繭層は生繭繭層よりも水分率が低く、また、高温処理ほど水分率は低くなり、精錬繭層についても同様な傾向を示した。これは、乾熱処理が水分保有力を低下させることによるものと思われる。(表1)
- 多湿環境に繭層を入れ水分吸湿量を測定すると、乾熱処理区は生繭繭層よりも吸湿量が少なかった。また、一旦吸湿した水分を放出する速度は乾熱処理区の方が遅かった。吸湿量、放出量の低下は高温処理ほど大きく、精錬繭層についても同様の結果が得られた。これらのことから、乾熱処理は繭糸の水分吸放出力を低下させるものと思われる。(図1、図2、表2)
- 生繰り生糸と乾繭生糸の水分率及び水分吸放出速度を測定した結果、上記らと同様の傾向を示し、乾繭生糸よりも生繰り生糸は水分保有力及び吸放出力が優れていることが確認された。(表3)
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| 成果の活用面・留意点 |
水分保有力及び吸放出力について、生繰り生糸と乾繭生糸の相違が確認された。実用面では染色性、物性等が問題視されることから、今後これらの性状について追求する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
乾燥
消費拡大
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