| タイトル |
スプレーギクの直挿し栽培を安定化させる発根促進法 |
| 担当機関 |
静岡県農業試験場 |
| 研究期間 |
1996~1996 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
スプレーギクの挿し穂に4~8ppmのIBA(発根剤)を吸水処理すると、7日後には発根直前の状態になる。これを直挿しすると、50%遮光資材による上部遮光だけで高い活着率が得られるため、べたがけが不要になると共に栽培が安定化する。
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| 背景・ねらい |
直挿し栽培では べたがけ を行うため、季節によっては苗の蒸れによる活着不良や不揃い、病気の蔓延などの危険がある。そこで、べたがけを使用しないで直挿し栽培を行うことを目的として、発根直前の状態の穂を得るために、前処理による挿し穂の発根促進方法を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 直挿しを行う前に1週間程度の発根前処理期間を設け、最初の数日間挿し穂に発根剤を吸収させることによって発根を促進させる方法を開発した。
- スプレーギクの挿し穂に4~8ppmのIBA溶液を3日間程度吸収させ、20℃、300 lx, 24時間日長で維持すると、7日間前後で発根直前の状態になる(表1)。
- 発根前処理期間の最後まで容器内にIBA溶液が残っていると発根が遅れ、場合によっては茎が黒変~腐敗する(表2)。
- 発根前処理期間が7日以上になると葉が黄変を始める(表2)。
- 前処理が終了した発根直前の挿し穂を直挿しし、寒冷紗等で遮光すれば、べたがけを行わなくても1週間後には活着する(表1)。
- この方法によって活着した苗は初期生育が旺盛である(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 発根前処理時の気温が高いと(25℃程度で)穂が腐敗する危険がある。
- 開花日、切花品質等については調査していない。
- 真夏(7月下旬~9月上旬)については、まだ試験を実施していない。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
きく
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