| タイトル |
水稲品種「ゆめひたち」の玄米・白米品質の特徴 |
| 担当機関 |
茨城県農業総合センター生物工学研究所 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
水稲品種ゆめひたちの玄米は、コシヒカリやキヌヒカリに比較して、乳白・背白米などの不完全米が明らかに少なく、容積重が重く、充実度が高い。白米は、透明度が高く、白度はやや低いが、炊飯米の白さ(L*)はコシヒカリと同じである。これらの特徴はコシヒカリやキヌヒカリにない良質性を示す。
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| 背景・ねらい |
水稲品種ゆめひたちは、受光体勢が優れ、倒伏しないことから、登熟が良好であり、品質は極めて優れる。そこで、ゆめひたちの玄米・白米の品質を、本県の中生の奨励品種であるコシヒカリ・キヌヒカリと比較・検討して、その特徴を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 調査材料は、平成9年度の奨励品種決定調査で農業研究所内および現地4か所において慣行により栽培したゆめひたち、コシヒカリおよびキヌヒカリの玄米と白米である。なお、ゆめひたち、コシヒカリ、キヌヒカリの5地点の平均収量はそれぞれ59.0、58.2、59.1kg/aであり、品種による顕著な違いは認められなかった。
- 玄米についてみると、不完全米(乳白・腹白・背白米など)の発生率は、ゆめひたちがコシヒカリより2~16%、キヌヒカリより3~19%低い。また、容積重(リットル重)は、コシヒカリより5~14g、キヌヒカリより7~36g重い(表1)。
- 白米の透明度は、ゆめひたちがコシヒカリよりも5~8ポイント、キヌヒカリよりも1~10ポイント高い。また、白度は、コシヒカリに比較してD地点で0.1ポイント高いほかは1.0~1.5ポイント低く、キヌヒカリよりも0.2~1.8ポイント低い(表2)。
- 白米粉のペーストのL*(白さ)は、コシヒカリやキヌヒカリをわずかだが上回り、炊飯米のL*はコシヒカリと同等である(表3)。
- 以上のように、ゆめひたちは、不完全米の発生が少く、胚乳の充実が良いことから、白米の透明度が明らかに高い。このため、乱反射光が少ないことにより白度はやや低くなるが、炊飯米の白さには影響しない。これらのことは、ゆめひたちの米はコシヒカリやキヌヒカリにない良質性をもつことを示している。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 販売促進上の基礎資料とする。
- 品種選定上の基礎資料とする。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
水稲
品種
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