| タイトル |
ブドウハモグリダニによるブドウえそ果病の伝搬 |
| 担当機関 |
山梨県果樹試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
ブドウハモグリダニは、ブドウえそ果病を伝搬する。また、本病の多発地域では、ブドウハモグリダニの発生圃場率も著しく高い。
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| 背景・ねらい |
ブドウえそ果病は、接木以外の自然伝搬が確認され、地上部の微小生物が関与している可能性が示唆された。そこで、本病の媒介者を探索するため、主にぶどう園に生息する数種の昆虫とダニ類を用いて伝搬試験を行った。また、媒介虫の可能性が示唆されたブドウハモグリダニの県内における発生実態とえそ果病の関係を調査した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 1995年8月、1996年9月及び1997年7月に、東山梨郡勝沼町の本病多発園から採集したブドウハモグリダニを無病の「巨峰」苗に接種吸汁させた区で、それぞれ翌年の4~5月に本病の病徴である葉のモザイク斑と新梢節間の短縮が観察された(表1、表2)。
- フタテンヒメヨコバイ、アブラムシ類、チャノキイロアザミウマ等による本病の伝搬は確認されなかった(表1)。
- ブドウハモグリダニの発生圃場率は、えそ果病の少発地域で9.1%と低く、多発地域では73.1%と高かった(表3)。
- ブドウハモグリダニ接種吸汁で病徴が発現した4株から、RT-PCR法によりブドウえそ果ウイルスが検出された(表2)。
- このことから、ブドウハモグリダニが本病の媒介虫と考えられる。
- ぶどうのダニ媒介ウイルス病は、本報告が世界で最初である。
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| 成果の活用面・留意点 |
- ブドウえそ果病伝搬防止の基礎資料として活用できる。
- ブドウハモグリダニ防除対策として、石灰硫黄合剤の休眠期散布が重要である。
- ただし、ウイルス病の拡散防止のための媒介虫の防除は、極めて高い効果が求められ、生育期の防除対策とあわせ今後さらに検討する必要がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
病害虫
ぶどう
防除
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