生産者共同直売所の出荷伝票簡易集計プログラム

タイトル 生産者共同直売所の出荷伝票簡易集計プログラム
担当機関 神奈川県農業総合研究所
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1998
要約 生産者共同直売所での出荷伝票の入力を簡易に行い、精算に必要な人別売上金額及び作付計画、売れ筋分析などの参考になる品目別の売上金額、出荷量、残品が集計出来るプログラムを作成した。
背景・ねらい 近年、生産者共同直売所の数は年々増加しているが、競合業態の出現等で各直売所ごとにマーケティング能力の必要性は高まると思われ、生産者別・品目別のデータは品揃え、ロス管理、作付け計画等の参考になると考えられる。しかしながら、一部の大規模直売所ではPOSレジスターを導入し、品目ごとの管理は行われているものの、大多数の直売所で経済的・労力的な理由などから品目ごとの集計は行われておらず、出荷伝票は人別に集計され代金決済のみに使われいる。そこで、従来の精算のための手計算や表計算ソフトによる集計と同等程度の労力負担で、生産者別・品目別のデータが集計出来るプログラムを開発する。
成果の内容・特徴
  1. データー入力の手順(図1)は、まず出荷日を入力し、続いて生産者を選択し、メイン画面(図2)で生産者ごとの出荷品目、個数、価格、残品を入力する。
  2. プログラムのデータの種類は次の通りである。
    • 売上データ(生産者名、出荷品目、個数、価格、残品、値引き、金額小計、日付)
    • 生産者データ
    • 品目データ
  3. 売上データとして蓄積されたデータは、月ごとに人別の売上金額、品目別の売上金額、出荷数量、残品、残品率が一覧形式で印刷出来る。
  4. 新規の生産者、品目の登録以外はマウスとテンキーで操作でき、パソコンの初心者でも容易に操作可能である。
  5. 農協直営の直売所(年間売上約3,000万円)を事例に、現地での適応試験を行った。その結果、従来の手計算よりやや時間的に短縮でき、計算ミスが減ったという評価が得られた。
成果の活用面・留意点 直売所の品揃え、ロス管理のためのデータ収集方法として有用であり、県内の希望する直売グループ等に普及機関等を通じて、無償で提供を予定している。本プログラムは、アクセス97が動作するパソコンならば使用可能であるが、内部メモリーは32MB以上が望ましい。また、販売データの詳細の分析のためにはデーターベース・表計算ソフトの知識が必要である。
図表1 215853-1.gif
図表2 215853-2.gif
カテゴリ 出荷調整

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