| タイトル |
固有振動値によるメロンの果肉硬度の推定と賞味適期の予測 |
| 担当機関 |
神奈川県農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
メロンの収穫後の固有振動値の変化は直線回帰式で表され、果肉硬度は固有振動値により推定できる。これらと官能評価の結果を組み合わせることにより、メロン熟度計で賞味適期を予測できる。
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| 背景・ねらい |
打音解析法は、メロンの熟度を非破壊的に測定する技術として確立しつつあるが、賞味適期の判定にまでは至っていない。 そこで、神奈川県内で生産されるハウスメロンの主要品種である、アールス・セーヌ夏系2号について、固有振動値と熟度の指標である果肉硬度との関係を調べ、官能による硬さの評価と関連づけることにより、打音解析法による賞味適期予測の可能性を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- メロンを収穫後22℃に保存し、卓上型メロン熟度計(静岡製機)を用いて測定した固有振動値は、貯蔵日数の経過とともに直線的に減少し、1次回帰式による予測が可能であった(図1、図2)。
- 果実硬度計(KM-1型、藤原製作所)を用いて測定したメロンの赤道部断面の果肉硬度は、固有振動値と高い相関が認められ、打音解析により果肉硬度の推定が可能であった(図3)。
- 官能による硬さの判定は果実硬度計での測定値と高い相関が認められ、「ちょうどよい」と評価された果肉硬度は約0.3kgであった(図4)。この値は、図3の固有振動値では190Hz付近に相当した。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 収穫後に打音を測定することで、固有振動値が果肉硬度0.3kgに相当する190Hz前後となるまでの日数の予測が可能である。
- 果肉の軟化は保存温度による影響を受けるため、予測式は保存温度別に作成する必要がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
品種
メロン
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