| タイトル |
いもち病抵抗性が優れる山間・中山間地向き水稲新品種候補系統「中部94号」 |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
水稲「中部94号」は、温暖地中間部では早生に属するいもち病抵抗性、耐冷性が優れる良食味の粳系統である。愛知県で平成12年から奨励品種に採用される。
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| 背景・ねらい |
温暖地及び暖地の山間・中山間地域では出穂時の低温による障害型不稔、出穂~登熟期の多雨等によるいもち病の発生などが生産安定の阻害要因になっている。また、山間地域限定の良食味特産米として売れる米への要望も強い。このため、いもち病抵抗性、耐冷性を合わせ持つ早生、良食味品種の開発を目標に育成を進めてきた。
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| 成果の内容・特徴 |
- 「中部94号」は愛知農総試山間農業研究所において昭和63年に「サチイズミ」を母、「ミネアサヒ」を父として交配し、その後代から育成された粳系統である。
- 出穂期、成熟期は「サチイズミ」、「あきたこまち」と同熟期で、育成地では早生の早に属する中間型の粳種である。
- 稈長は「サチイズミ」、「あきたこまち」と同長の中稈で、耐倒伏抵抗性はやや強である。穂発芽性は「サチイズミ」より優りやや難である。いもち病ほ場抵抗性は「あきたこまち」より優り、「サチイズミ」並の強である。耐冷性は「サチイズミ」並かやや優り強である。収量性は「サチイズミ」より優りやや多収である。
- 玄米千粒重は「サチイズミ」より1g程度重く、粒大は中である。玄米品質は「サチイズミ」とほぼ同等で良質である。
- 食味は「サチイズミ」より粘り、うま味が良好で、総合評価は明らかに優り、「あきたこまち」並の良食味で上の中である。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 温暖地、暖地の山間~中山間地域、特にいもち病の発生が多い地帯に適する。
- 愛知県では山間部の食味評価の不十分な「サチイズミ」等の品種に替えて、約400haの普及が見込まれる。
- 白葉枯病抵抗性は弱いので、常発地への導入は避ける。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
いもち病
新品種
水稲
中山間地域
抵抗性
品種
良食味
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