| タイトル |
繁殖雌豚の蹄の面積と前肢・後肢にかかる体重の負荷割合等からみた脚弱との関連性 |
| 担当機関 |
千葉県畜産センター |
| 研究期間 |
1999~2003 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
繁殖雌豚(ランドレース種)における初産離乳後の歩様状態と四肢の内側蹄底面積を外側蹄底面積で割った比率(内外蹄比率)は、後肢との間に関連性が認められ、内外蹄比率の小さいものほど歩様状態が悪い傾向にあった。初産離乳後の歩様状態と分娩前及び離乳時の前肢と後肢にかかる体重負荷割合及び底面積1cm2当たりの負荷重量との間には関連性は認められなかった。
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| 背景・ねらい |
繁殖雌豚の廃用の大きな理由のひとつに肢蹄障害がある。そのため、肢蹄の強健性に富む種豚の改良は生産性を上げるための重要な要因である。今回、連産性との関連性が高い初産離乳後の歩様状態と蹄の面積及び前肢と後肢にかかる体重の負荷割合等について調査し、脚弱との関連性を検討した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 四肢の内側蹄及び外側蹄底面積は、いずれも外側蹄底面積のほうが大きく(p<0.01)、内外蹄比率は、前肢(右・左)で0.83・0.85、後肢(右・左)で0.75・0.68と前肢のほうが内外蹄比率が高く、後肢よりそろっていた。(表1)
- 分娩前と離乳時の体重負荷割合、底面積1cm2当たりの負荷重量は、分娩前の前肢で0.54、1.88kg、後肢で0.46、1.88kg、離乳時の前肢で0.55、1.66kg、後肢で0.45、1.58kgであり、負荷割合は、分娩前及び離乳時ともに前肢のほうが後肢より大きかった(p<0.05)が、1cm2当たりの負荷重量は、分娩前及び離乳時ともに有意差は認められなかった。(表2)
- 初産離乳後の歩様状態と四肢の内外蹄比率は、後肢との間に関連性が認められ(p<0.01)、内外蹄比率の小さいものほど歩様状態が悪い傾向にあった(表3)が、前肢と後肢の体重負荷割合及び1cm2当たりの負荷重量との間には関連性は認められなかった。
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| 成果の活用面・留意点 |
種豚の選抜においては、脚弱との関連性から後肢の蹄のそろった、種豚を選定することが肢蹄の強健性の改良に有効である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
繁殖性改善
豚
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