| タイトル |
採卵鶏における適正非フィチンリン要求量の検討 |
| 担当機関 |
千葉県畜産センター |
| 研究期間 |
1999~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
採卵鶏での非フィチンリン(以下NPP)要求量について、産卵成績、リン利用性および脛骨灰分量の3項目を指標に検討をおこなった結果、飼料中のNPP最適水準量は約0.25%と推定される。
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| 背景・ねらい |
これまでの排泄リン量低減化を目的とした試験において、NPP含量0.21%飼料を給与しても、市販のNPP含量0.43%飼料給与区と同等の産卵成績が得られたことから、NPP要求量は日本飼養標準で示されている0.35%より低い可能性が示唆された。もし、NPP要求量が現行値より低く改訂されれば、流通飼料中の全リン含量が低減されることが期待され、それだけで排泄リン量の低減化につながる。そこで、採卵鶏における適正NPP要求量について検討を行った。
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| 成果の内容・特徴 |
飼料中の粗タンパク質・代謝エネルギー・カルシウム含有量が同一で、NPP含有量がそれぞれ0.35、0.30、0.25、0.20、0.15および0.12%の6種類の試験飼料を給与する6区分を設定し、産卵鶏における適正NPP水準量を検討した。その結果、
- 飼料中NPP含量を0.35%から0.20%まで低下させても、産卵率、産卵日量、飼料摂取量、飼料要求率および増体量の各項目において有意差は認められなかったが、0.15%以下にすると有意(P<0.05)に低下した。(表1)
- リン蓄積率は0.20、0.25、0.30および0.35%区に対して0.12%区が有意(P<0.05)に低くなったが、他の区間において有意差は認められなかった。(表2)
- 脛骨灰分量は0.35%区に対して、0.15%および0.12%区で有意(P<0.05)に低下した。(表2)
- 卵質検査成績は各区間において有意差が認められなかった。(表3)
以上の結果より、飼料中のNPP水準を0.20%まで低下させても、産卵成績、脛骨灰分量、リン利用性の3指標に大きな影響は見られなかったが、安全率を考慮して飼料中に約0.25%と推定した。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 飼料中カルシウム含量等によってNPP要求量が変動する可能性がある。
- 本試験は産卵前期(151日~290日齢)での成績であり、産卵後期での反応等長期採卵については検討を要する。また、高密度システム鶏舎等への応用についても同様である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
鶏
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