Web上の分散環境下におけるデータベースの一括利用システム

タイトル Web上の分散環境下におけるデータベースの一括利用システム
担当機関 神奈川県農業総合研究所
研究期間 1999~2000
研究担当者
発行年度 2000
要約 Web上の分散環境下にあるデータベースについて、CGI(Common Gateway Interface)とASP(Active Server Pages)技術を組み合わせて、互いのWebサーバ上の検索プログラムを連係して実行することで、Web上から一括して検索することが可能となった。
背景・ねらい 近年、情報提供や情報交換の手段としてインターネットが急速に普及し、データベースをWebから利用することは一般化しつつある。しかし、複数のデータベースを利用するには、データが蓄積されているサーバそれぞれにアクセスしなければならない等の問題点があった。そこで、利用者の利便性向上を図るとともに、より効果的な情報提供を行うため、Web上の分散環境下にあるデータベースを仮想的に統合し、一括して検索できるシステムの開発を試みた。
成果の内容・特徴
  1. Web上の分散環境下にあるデータベースについて、一方のサーバで検索処理を実行し結果を検索条件とともに別のサーバに送信するスクリプトを作成した。
  2. もう一方のサーバでは、同様の検索を実行しこのサーバでの検索結果と送信した側の結果を併せて表示するスクリプトを作成し、これらのスクリプトを連係して、スクリプトが一連の検索プログラムとして動作するようにした。
  3. これによって、Web上の分散環境下にあるデータベースを対象に一括して検索を実行し、結果を表示することが可能となった。
  4. システムの対象としたのは神奈川県試験研究機関研究成果要覧で、神奈川県庁サーバと神奈川県農林水産情報センターサーバ各々にデータが蓄積されている。システム開発には、県庁側でCGI、検索プログラムの記述にPerlを利用し、農林水産情報センター側ではASP技術を利用して検索プログラムを作成した。
  5. これらCGIとASPの技術を組み合わせ、互いの検索プログラムが一連の検索処理として相互に実行されるようにすることで、複数のデータベースの一括検索システムが容易に構築できた (図1)。
成果の活用面・留意点
  1. このシステムを既存のデータベースシステムに活用するには、検索を実行し結果等を別のサーバに送信するプログラム、及び同様な検索を実行し結果を送信した側の結果と併せて表示するプログラムを各々のサーバ上に作成し、これらのプログラムを一連の検索処理として実行する。
  2. データは一か所で集中管理する必要はないが、単独のデータベースシステムに比べると、本システムはデータが複数のサーバを経由するため検索速度が低下する。
  3. 本システムは、神奈川県庁のWebサイト「神奈川県試験研究機関研究成果要覧データベースシステム」(http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kagaku/youran/)で利用できる。
図表1 216449-1.gif
カテゴリ くり データベース

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