| タイトル |
卵用系統として造成された名古屋コーチンの特性評価 |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1999~2001 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
名古屋コーチン卵の需要増に対応するため、産卵性能および特徴的な「さくら色」の卵殻色の濃さや斉一性を改善した名古屋コーチンの卵用基礎系統の造成を行い、その特性を調べた。
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| 背景・ねらい |
名古屋コーチン(名古屋種)の肉は日本を代表する高品質鶏肉であると評価される一方、その卵も、卵黄色が濃く舌触りも滑らかで、「こく」があって大変美味しいことが知られている。さらに卵殻色は、特徴的な「さくら色」をしており、需要が年々増加している。肉用タイプの名古屋コーチンでは、産卵率の低さや、卵殻色も 350日齢頃より薄くなり商品化率が低下する等の問題が生じており、これに対応した卵用名古屋コーチンを開発するため基礎系統の造成を行い、その特性について調べる。
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| 成果の内容・特徴 |
愛知県で保有する名古屋コーチン2系統の交雑鶏を素材鶏として用い、雌羽数352~705羽の規模で6世代にわたり育種改良を進めた(表1)。選抜は卵殻色と産卵率を基準とした独立淘汰法により行った(表2)。
- 初産日齢は7世代目で約8日早くなり、また産卵率(181-300日齢) は7世代目に目標値(80%)に到達した。
- 色差計により測定した卵殻色は、 270日齢でL値が5.6、a値が2.5改善され、また色が薄くなりはじめる 360日齢(6世代目までの結果)でもL値で 4.5、a値で 2.7改善され、全期間を通して「さくら色」が強調され、採卵期間の後期でも名古屋コーチン卵特有の色調を維持できるようになった。
- 卵殻色の薄いものは一般のピンク卵と区別がつきにくく、L値でおよそ74.0以上がその境界と思われた。 360日齢の卵殻色をもとにして算出した商品化率(L値が74.0以下のもの)は、卵殻色の改善により84%から97%に向上した。
- 250日齢体重は、7世代で 約200g、約7%減少した。
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| 成果の活用面・留意点 |
開発された名古屋コーチンの卵は、卵殻色で他の鶏卵と容易に識別できるため、高品質鶏卵として農家の自家販売等に利用が可能である。この卵用名古屋コーチンは平成12年春、農家への普及を開始する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
育種
鶏
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