| タイトル | 時間制限給餌による採卵鶏の排泄物低減化 |
|---|---|
| 担当機関 | 神奈川県畜産研究所 |
| 研究期間 | 1997~1998 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1999 |
| 要約 | 採卵鶏の育成期及び成鶏期の飼料給与時間の制限(育成6時間、成鶏8時間の給与)は産卵への影響はほとんどなく、育成期、成鶏期ともふん排泄量、乾物量、排泄窒素、リンの低減に効果が認められ、成鶏期の制限は卵重を軽くする効果が認められた。 |
| 背景・ねらい | 環境3法の成立により畜産農家は今後ふん尿の処理や臭気対策に苦慮すると考えられる。一方、耕地面積は、年々減少の一途をたどり、単位面積当たりの家畜ふん尿の負荷量は増加の傾向で、窒素及びリンの富栄養化による環境汚染が問題となっている。そこで、採卵鶏の育成期及び成鶏期において飼料給与時間を制限することによりふん処理費の軽減につながる排泄量の低減を検討し、窒素及びリンの低減による環境に優しい畜産の構築を図る。 |
| 成果の内容・特徴 | 1育成期(10~18週齢)の給餌時間を1日6時間に制限すると、飼料摂取量は15%弱減少し、開始後4週目の鶏ふん量は生重量で7.7%、乾物量で8%程度減少し、排泄窒素、排泄リン量も低減できた。 2成鶏期の給餌時間を1日8時間給与に制限すると、鶏ふん量は生重量で10~15%、乾物量で15~30%減少した。また、排泄窒素、排泄リン量も低減できた。減少効果は20週齢から開始した成鶏全期間の制限の方がより高くなった。 3産卵率は育成期を不断で、成鶏初期から制限を開始した区がやゝ低くなる傾向で、他の処理間では産卵への影響は見られなかった。 4卵重は成鶏期に時間制限をすることにより軽くなる傾向を示し、成鶏期の制限開始期が早い方が軽くなった。 5飼料摂取量は時間制限により6%減少し、飼料要求率も向上した。 |
| 成果の活用面・留意点 | 給餌時間の制限は育成期、成鶏期ともふん排泄量、特に、乾物量の低減に効果が認められ、負荷量の低減に効果が認められる。成鶏期制限は卵重を軽くすることから、産卵後期での飼養技術として最適と考えられる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 鶏 |
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