ホウレンソウべと病菌の新レースの発生および抵抗性品種

タイトル ホウレンソウべと病菌の新レースの発生および抵抗性品種
担当機関 関東野菜研究グループ(野菜茶研
研究期間 2002~2002
研究担当者 佐藤衛
山内智史
白川隆
堀内誠三(東北農研)
発行年度 2002
要約 ホウレンソウべと病菌(Peronospora farinose f. sp. spinaciae)に新たなレースが発生し、日本各地への広がりが確認された。‘エーデルワイズ’、‘躍太郎’、‘勇太郎’、‘マジック’の4品種は、レース3、4、新レースの全てに抵抗性である。
キーワード ホウレンソウべと病、レース、Peronospora farinose f. sp. spinaciae、抵抗性品種
背景・ねらい ホウレンソウべと病菌には、これまでにレース1から4の発生が知られており、それらのレースに対する抵抗性品種の利用によって防除してきた。しかし、レース1から4に抵抗性であるホウレンソウ品種にべと病が発生したため、分離された病原菌のレース検定を行う。また,日本でのべと病菌レースの広がりを把握するとともに、抵抗性品種のスクリーニングを行った。
成果の内容・特徴 1.
2000年2月に福井県でべと病菌レース4に対する抵抗性ホウレンソウ品種に発生が確認されたべと病菌は、レース3と4と比較してホウレンソウ品種に対する反応が異なり、これまでに報告がない新レースである(図1、表1)。
2.
各地で発生しているべと病菌のレースを検定した結果、秋田、宮城、茨城、群馬、千葉、福井、広島および徳島の計8県でこの新レースの存在が確認された(表2)。
3.
べと病菌の各レースを市販されている144品種のホウレンソウに接種した結果、‘エーデルワイズ’、‘躍太郎’、‘勇太郎’、‘マジック’では、レース3、レース4および新レースの全てにおいて発病は認められず、今回試験に用いた全てのホウレンソウべと病菌レースに対して抵抗性を有する(表3)。
成果の活用面・留意点 1.
べと病菌新レースが発生している地域においても抵抗性品種の利用により、べと病の発生を防ぐことができる。
2.
品種に関する情報は、ホウレンソウべと病抵抗性について限定した情報である。
図表1 216813-1.gif
図表2 216813-2.gif
図表3 216813-3.gif
図表4 216813-4.gif
カテゴリ 病害虫 抵抗性 抵抗性品種 品種 防除 ほうれんそう

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