無側枝性黄花夏秋ギク新品種候補「99-J-28-104」

タイトル 無側枝性黄花夏秋ギク新品種候補「99-J-28-104」
担当機関 愛知農総試
研究期間 1997~2004
研究担当者 奥村義秀
酒井広蔵
大石一史
発行年度 2002
要約 「99-J-28-104」は、無側枝性を有する黄花の夏秋ギクで、太く真っ直ぐな茎は良く伸長し、草姿も優れる。花色は鮮明な濃黄色で、濃緑色照り葉に映える。
キーワード 無側枝性、黄花、夏秋ギク
背景・ねらい 一輪ギクでは、省力的で、生産性の高い品種が望まれている。そこで、摘蕾労力が軽減でき、生育が速く施設の利用効率の高い品種を育成する。
成果の内容・特徴 1.
育成経過
平成11年11月、子房親を無側枝性を有する黄花夏秋ギク品種「松本城」、花粉親を黄花夏秋ギク品種「かちどき」として交配を行い、以後選抜と特性の調査を継続した。平成14年7~9月に渥美町、吉良町及び阿久比町の延べ8ヶ所で現地試作を行った結果、「99-J-28-104」が実用品種として有望と判断し育成を完了した。
2.
育成品種の特性
1)
無側枝性を有し、8月及び9月開花では側蕾は上位数節に着生するのみで、摘蕾労力が軽減できる(表1)。
2)
茎の伸長性に優れ、生育期間が短縮できる(図1)。
3)
6月上旬から7月上旬に電照打ち切った後、自然日長下では、開花が遅延するので、シェードによる短日処理が必要である(表1)。シェード期間は、1週間で開花遅延が回避できるが、外側花弁が管弁化し花形が乱れるため、2週間必要である(表2)。
4)
花色は鮮明な濃黄色で、濃い緑色照り葉とのコントラストが良い(図2)。
5)
茎は太く真っ直ぐ伸び、茎葉のバランスが優れている(図2)。
成果の活用面・留意点 1.
出荷時期は、7月から9月が適している。
2.
7月開花では、無側枝性の発現が弱い。
3.
6月開花では、花弁にアントシアンが発現する。
図表1 216935-1.gif
図表2 216935-2.gif
図表3 216935-3.gif
図表4 216935-4.gif
カテゴリ 出荷調整 新品種 品種

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