仙台湾アカガイの資源状況と管理手法の検討

タイトル 仙台湾アカガイの資源状況と管理手法の検討
担当機関 宮城県水産技術総合センター
研究期間 2009~2011
研究担当者 渡邊一仁
田邉 徹
鈴木矩晃
黒川忠英
発行年度 2012
要約 本研究では、仙台湾におけるアカガイ資源の生態、分布状況、漁獲実態、遺伝的多様性等を明らかにし、これらデータに基づいた新たな管理方策を提言した。
背景・ねらい 仙台湾のアカガイは収益性が高く、仙台湾の代表的な漁獲対象種となっているが、乱獲等の影響で近年は漁獲量が大きく減少していた。このような背景から、本研究では、仙台湾アカガイの資源状況や漁獲実態を明らかにし、資源回復に向けたシナリオと管理方策を提言することで仙台湾のアカガイ漁業復興に資することを目的とした。
成果の内容・特徴
  1. 近年の漁獲動向から仙台湾のアカガイは低位水準、横ばい傾向にあると判断された。
  2. 仙台湾アカガイの資源特性値として、全減少係数(Z)1.47、自然死亡係数(M)0.18、漁獲死亡係数(F)1.29、成長式がSL(mm)=107[1-exp{-0.1736(t(令)+0.708)}]、殻長・体重関係式がW(g)=0.0006725×SL(mm)^2.77、加入時期3令を得た。
  3. 仙台湾におけるアカガイ漁場の分布密度を求め、水深15~25m付近で高いことを示した。
  4. 仙台湾のアカガイはゲノムDNAマーカー解析により、1つの集団とみなせることを明らかにした。
  5. アカガイ漁業の安定化に向けたシナリオとして、仙台湾全体で年間漁獲量100t、漁獲金額2億円の目標を提示し、管理方策として殻長制限を70mmに上げることにより実現可能であることを示した。
成果の活用面・留意点 本報告結果に基づく管理措置を漁業者が主体的に実践できるような体制整備を進めていく。
図表1 235465-1.gif
図表2 235465-2.gif
図表3 235465-3.gif
図表4 235465-4.gif
研究内容 http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=4149&YEAR=2012
カテゴリ DNAマーカー

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