| タイトル | ウメ「紅サシ」の長梢の葉面積を指標としたせん定強度の診断 |
|---|---|
| 担当機関 | 福井園試 |
| 研究期間 | 2002~2006 |
| 研究担当者 |
大野貴美子 上中昭博 |
| 発行年度 | 2005 |
| 要約 | ウメ「紅サシ」において、せん定の強弱が長梢の最大葉の葉面積に反映される。最大葉の葉面積が30cm2以上を強せん定樹、25cm2以下を弱せん定樹と診断する。 |
| キーワード | ウメ、せん定、展葉、葉面積 |
| 背景・ねらい | ウメ「紅サシ」のせん定の強弱については、生産者の経験に基づいて判断されることが多く、その判断基準についての指標はない。そこで、展葉時期と葉面積を指標として、現地圃場で簡易にせん定程度を診断する手法を開発する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 長梢上の各節位の展開葉は、節位が進むにつれて1枚の葉面積も大きくなり、展葉開始15日から30日後の展開葉が最大葉となる。長梢は6月まで伸長を続け、展開葉数も増加するが、1枚の葉面積は漸次小さくなる(図1)。展開直前や展開始めの強風は葉面積を小さくする。 2. 同一樹の長梢の各展葉日における葉面積のばらつきは小さい(図2)。 3. 最大葉の葉面積はせん定強度が強いほど大きく、強せん定樹では30cm2以上、弱せん定樹は25cm2以下となる(図1、表1)。この診断方法は現地圃場におけるせん定強度の評価に適応できる(図3)。 4. 葉面積(S)は葉長(l)×葉幅(w)との関係式S=0.57×l×wから算出できる。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 主枝、亜主枝の先端など樹冠外周部から葉数が同程度の長梢10本について調査する。長梢を選ぶ際は、同じ節から新梢が複数発生しているもの、途中で折れて2次伸長しているもの、不定芽から発生したものを避ける。 2. 調査に使用する長梢は、最終的な長さが50cm以上となる枝が望ましい。ただし、弱せん定はこの限りでない。 3. 4月上旬から園地の調査樹を観察し、調査対象となる長梢の1枚目の葉が展開した日を展葉始期とする 4. 強風日とその前後数日間に展開をはじめた葉は葉面積が小さくなるので使用しない。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 図表5 | ![]() |
| カテゴリ | うめ |
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