タイトル | すっきりした酒が醸造できる低グルテリン酒米新品種「みずほのか」(旧系統名「中国酒185号」) |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 1995~2006 |
研究担当者 |
飯田修一 春原嘉弘 出田 収 松下 景 前田英郎 根本 博 石井卓朗 吉田泰二 中川宣興 坂井 真 |
発行年度 | 2006 |
要約 | 水稲「みずほのか」は、温暖地西部において中生熟期の低グルテリン形質の酒米系統である。αアミラーゼ等を含む清酒もろみ用酵素処理を併用した醸造法によりアミノ酸度の低いすっきりした酒ができ、原料利用効率も高くなる。 |
キーワード | イネ、低グルテリン、酵素処理、酒米、醸造、アミノ酸度、原料利用効率 |
背景・ねらい | 各種の廉価な酒類との競合もあり、日本酒の消費量は年々低下しており、清酒酒造メーカーの収益の確保が厳しい時代となっている。日本酒の生産費に米の価格が占める割合は高く、酒造メーカーとしては原料を節約しつつ、良質な酒を生産する技術の開発が必要とされている。雑味の少ない良質な酒の醸造には低タンパク質の米が適しているので、可消化性タンパク質割合の低い低グルテリン形質をもった多収の酒米品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 酒造好適米 新品種 水稲 抵抗性 品種 防除 |