| タイトル |
ネギハモグリバエの蛹化場所及びハウス密閉と土壌ビニル被覆処理による蛹防除 |
| 担当機関 |
大分県農業技術センター |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
甲斐伸一郎
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
ネギハモグリバエは、地表下5cm程度の深さまでで蛹化する。夏場の晴天時に1日間、ハウスを密閉し、収穫後のハウス内土壌をビニル被覆処理することでネギハモグリバエ蛹を防除することが可能である。大分県農業技術センター・植物防疫部
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| 背景・ねらい |
ネギハモグリバエは、幼虫が小ネギの葉肉部を潜行加害し商品価値を著しく低下させるため、産地では大きな問題となっている。小ネギは栽培期間が短いため、現状の登録薬剤は安全使用期間から使いにくく、本種の被害による収量や品質の低下が大きい。そこでネギハモグリバエに対する効果的な防除法を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- ネギハモグリバエは、その大部分が地表下5cm程度の深さまでで蛹化し、とりわけ地表下2cmまでの深さで蛹化する個体が全体の70%程度である(表1)。
- ネギハモグリバエの蛹を短時間の高温に遭遇させた場合、摂氏50度では45分遭遇させることにより羽化率の低下が認められたが、摂氏40度及び摂氏45度では羽化率の低下が認められない(表2)。
- 7月の好天時にハウスを密閉し、土壌をビニル被覆処理すると地温は、地表下1cmでは摂氏50度以上が長時間確保できる上、地表下10cmでも摂氏50度に達する(図1)。
- 7月の好天時にハウスを密閉し、土壌をビニル被覆処理する方法は、ネギハモグリバエ蛹に対する防除効果が高く、省力的な防除法である(表3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 簡易な防除法として活用できる。
- 発生の多くなる夏期の処理が効果的であるが、初夏から初秋にかけての処理も効果が認められる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
病害虫
ねぎ
防除
薬剤
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