アスパラガスの保温開始前の液肥施用による春芽の萌芽促進

タイトル アスパラガスの保温開始前の液肥施用による春芽の萌芽促進
担当機関 長崎総農林試
研究期間 2001~2005
研究担当者 居村正博
井上勝広
発行年度 2002
要約 アスパラガスの保温開始前に液肥を施用すると、初期の春芽の萌芽が促進され2月の収量が増加する。
キーワード アスパラガス、液肥、春芽、萌芽促進
背景・ねらい アスパラガスは面積拡大が進む中、3月中下旬に春芽の出荷が集中し価格低下を招いており、出荷の分散化及び平準化を進める必要がある。また、出荷を前進化するための1月下旬の保温開始では、2月の一斉萌芽を促進することが課題となっている。
このため、保温開始前の液肥潅注が、春芽の初期萌芽収量および品質に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴 1.
保温開始前の1月中旬に液肥の土壌潅注又は畦全面施用を行うと、初期の萌芽が促進され2月の春芽収量が増加するとともに、春芽の収穫が早まる(表1、図1,図2)。潅注量は100株当たり40l程度とする。
2.
黒ボク土及び安山岩質黄色土では初期の萌芽数が多くなり、潅注の効果は3~4週間持続する(図1、図2)。収穫開始から3~4週間後に必要に応じ追肥を行う。
3.
春芽先端部の糖度(Brix)は、液肥の土壌潅注及び畦全面施用のいずれも潅水のみより上昇する(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
保温開始から萌芽初期までは保温を徹底し、地温を確保する。
2.
堆肥層が厚い場合は土壌灌注が望ましい。
図表1 222191-1.gif
図表2 222191-2.gif
図表3 222191-3.gif
図表4 222191-4.gif
カテゴリ アスパラガス 出荷調整

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