タイトル | 高リグナン含有ごま新品種「ごまぞう」の脂質代謝改善機能 |
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担当機関 | (独)農業技術研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 1992~2005 |
研究担当者 |
安本知子 勝田眞澄 井出 隆 高橋陽子 奥山善直 古明地通孝 本田 裕 杉浦 誠 |
発行年度 | 2001 |
要約 | セサミン、セサモリン含有量の多い熱帯型ごまの遺伝資源を素材として育成した「ごまぞう」は、国内で栽培可能な高リグナン含有系統である。この系統を混入した飼料で飼育したラットは、肝臓における脂肪酸代謝酵素活性が高くなっている。 |
キーワード | セサミン、セサモリン、脂肪酸代謝、リグナン、ごま |
背景・ねらい | ごま種子には、微量成分としてリグナン類が含まれ、脂溶性リグナン類であるセサミンやセサモリンは、肝機能障害の防止やコレステロールの低下作用など、様々な生理機能性を持つことが知られている。わが国では年間15万トンのゴマが消費され、そのほとんどは海外からの輸入に頼っているが、機能性をアピールした商品や、国産ごまによる特産品開発の試みも始まっている。本研究では、リグナン類の含有量が高い遺伝資源を素材として、栽培特性に優れた国内向け高機能性品種の開発を目指す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 遺伝資源 加工 機能性 ごま 新品種 品種 |