タイトル | 低温着色に強く機械収穫向きの大粒だいず新品種「トヨハルカ(十育237号)」 |
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担当機関 | 北海道立十勝農業試験場 |
研究期間 | 1993~2004 |
研究担当者 |
白井滋久 湯本節三 松川 勲 田中義則 萩原誠司 黒崎英樹 角田征仁 山崎敬之 鈴木千賀 大西志全 |
発行年度 | 2004 |
要約 | 「トヨムスメ」並の熟期の白目大粒系統である。低温抵抗性が強いうえ、臍および臍周辺着色粒の発生がなく外観品質の低下が少ない。倒伏抵抗性が強く、主茎型で最下着莢節位高が高いので、コンバイン収穫適性が高い。煮豆、味噌、納豆に適する。 |
キーワード | ダイズ、大粒、臍および臍周辺着色抵抗性、低温抵抗性、コンバイン収穫適性、煮豆、味噌 |
背景・ねらい | 北海道の大豆栽培のうち、中生の白目大粒品種としては「トヨムスメ」が作付されている。「トヨムスメ」は、煮豆・惣菜、味噌原料として、また、本州産大豆と比べ物性面で劣るものの美味しさを活かした豆腐原料として利用され、実需者からも高い評価を得ている。しかし、低温抵抗性が不十分であるため収量が不安定であり、低温による臍および臍周辺着色粒が発生しやすい。また、分枝がやや多く、最下着莢位置が低いうえ、裂莢しやすいため、コンバイン収穫適性が十分でない。 このため、低温抵抗性が強く、低温による臍および臍周辺着色粒が発生せず、コンバイン収穫適性が高い品種が強く求められている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 新品種 大豆 抵抗性 品種 防除 わい化 |