タイトル | ダイズに形成される通気組織にはガス交換機能がある |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 2006~2006 |
研究担当者 |
島村聡 中村卓司 中山則和 山本亮 平賀勧 望月俊宏(九州大) 島田信二(中央農研) 小松節子 |
発行年度 | 2006 |
要約 | 湛水条件下でダイズの茎に形成される二次通気組織はシュノーケルの様な機能を果たし、その組織を通じて大気中の酸素が地下部に供給され、大気とのガス交換は瞬時に行われる。 |
キーワード | ダイズ、通気組織、微小酸素電極、耐湿性、酸素 |
背景・ねらい | ダイズでは、湛水条件下において茎や根、根粒にコルク形成層から発達するスポンジ状の通気組織(二次通気組織)が形成され、湛水面上の茎に発達した二次通気組織の表面にワセリンを塗り、外界とのガス交換を遮断すると根の生育や根粒活性が顕著に抑制される。この組織を通じて地下部へ酸素が供給されているものと考えられるが、直接的な証明は行われていない。その機能を明らかにするために微小酸素電極を用いて、湛水条件下におけるダイズ植物体の通気組織内酸素を測定し、酸素供給能について解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 湿害 水田 耐湿性 大豆 |