| タイトル |
ハダニの天敵農薬チリカブリダニの合成ピレスロイド剤抵抗性 |
| 担当機関 |
野菜・茶業試験場 |
| 研究期間 |
2000~2001 |
| 研究担当者 |
浜村徹三
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
〔要約〕ハダニの天敵農薬であるチリカブリダニは一般に殺虫剤に弱いが、A社の製剤の中には合成ピレスロイド剤に抵抗性の個体が高率に含まれ、その程度は実用濃度でも影響を受けないほどの強さで、7種の合ピレ剤に及ぶ。
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| キーワード |
チリカブリダニ、合成ピレスロイド剤、抵抗性野菜・茶業試験場 環境部 上席研究官
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| 背景・ねらい |
チリカブリダニはハダニの天敵農薬として優れているが、殺虫剤に弱いことが利用の妨げになっている。合成ピレスロイド剤(以下合ピレ剤と呼ぶ)は殺虫剤の中でも天敵に悪影響が強い剤で、しばしばハダニのリサージェンス(散布後の大発生)を引き起こす。合ピレ剤散布下でも活躍できるチリカブリダニがあれば、利用場面が拡大する。市販の製剤の中に抵抗性チリカブリダニが混入していることを発見したので、抵抗性の薬剤の範囲や程度を明らかにしようとした。
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| 成果の内容・特徴 |
- A社のチリカブリダニ製剤は、合ピレ剤抵抗性個体を高い率で含んでいる(表1)。
- 生き残った抵抗性系統は実用より高濃度の合ピレ剤(250倍液、80ppm)の散布でも死 亡個体はなく(表2)、卵に散布されても、その後の発育に影響が見られない(表3)。
- 感受性系統のチリカブリダニは、ペルメトリン5万倍(0.4ppm)でも、95%の死亡率で(表2)、抵抗性比は200倍(80ppm/0.4ppm)以上の極めて強い抵抗性である。
- 実用濃度でもほとんど死なない程の抵抗性を示す薬剤の範囲は、合ピレ剤に属す7種 に及ぶ(表4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- この抵抗性チリカブリダニは、合ピレ剤が散布された環境下でも、ハダニ防除に有 効に働くと考えられる。
- A社以外の製剤では抵抗性個体はほとんど見られない。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
病害虫
茶
抵抗性
農薬
防除
薬剤
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