| タイトル | 多様な魚種が遡上できる近自然型魚道(リープフロッグ式魚道) |
|---|---|
| 担当機関 | 農業工学研究所 |
| 研究期間 | 1998~2000 |
| 研究担当者 |
加藤敬 常住直人 中西憲雄 |
| 発行年度 | 1998 |
| 要約 | 近自然工法の一環として施工例が増えている粗石付き斜路式魚道の改良型としてリープフロッグ式魚道を開発した。この魚道は、従来の粗石付き斜路式魚道よりも急勾配化が可能で、魚道の適正配置、低コスト化が図れる。又、カジカ類など遊泳力の弱い魚種も含め、多様な魚種の遡上が可能である。 |
| 背景・ねらい | 近年、土木工法にも近自然的な工法が取り入れられるようになっており、この点から水路底に粗石や擬石を張った粗石付き斜路式魚道の採用例が増えている。 しかし、粗石付き斜路式魚道は、水路内の断面平均流速が遡上魚遊泳速以下となるように設計されるため、従来の階段式魚道と比べ著しく緩勾配となる。このため、長大な魚道となり魚道登り口を遡上魚の集魚場所に配置しにくくなったり、施工費が嵩む欠点があった。 一方、近年、生物多様性への配慮から農業用取水堰の魚道においても多魚種への対応が求められる傾向があり、アユ、サケなど水産魚種に特化した階段式魚道以外の新形式の魚道開発が試みられている。この点、粗石付き斜路式魚道は近自然型であるものの、水路タイプの魚道なので流速を低減させにくく多魚種に対応させにくい難点があった。 |
| 成果の内容・特徴 |
|
| 成果の活用面・留意点 | セキ上げ水位は堰の設計取水位を下限として変動するので、設計取水位を魚道上流端の粗石上10cmの水深に一致させれば効果的に多魚種対応が図れる。この粗石上水深を大きくすれば中大型魚主体の魚道となり、小さくすれば小型魚・底生魚主体の魚道となる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| カテゴリ | 低コスト |
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